太陽光発電と蓄電池の寿命
太陽光発電における蓄電池の寿命は、電池の種類によって異なります。
また年数だけでなく、充電と放電の1セットを1サイクルとして考えるサイクル数も目安です。
具体例としては、ニッケル水素電池が2,000サイクルで5年から7年、リチウムイオン電池が3,500サイクルで6年から10年、NAS電池が4,500サイクルで15年、鉛電池が3,150サイクルで17年となっています。
ただしこれは経済産業省が示しているものであり、メーカーや機種によって異なるので、最新情報を常に確認しておかなければなりません。
そして太陽光発電の蓄電池の寿命を延ばすためには、様々なポイントがあります。
まず、高温になりやすい場所への設置を避けることです。
特に直射日光が当たる場所に放置すると、すぐに温度が上昇してしまいます。
さらに、過剰な充電と放電を繰り返さないことも大切です。
もちろん、対応メーカーの機器を使うことも重要なポイントの一つであるといえます。
蓄電池なしでも太陽光発電は導入できるのか
太陽光発電は、蓄電池なしでも導入することそのものは全く可能です。
太陽光発電とは、太陽の光で発電するものですから、その電気を家庭で利用するなり、利用しきれないくらいに発電できた分は電力会社に売ったりすることができ、もちろんこれでも十分に経済的メリットがあります。
しかし、太陽光発電装置はあくまで光によって電気を作るためのものに過ぎず、作った電気を貯めておくということが原理的にできません。
そのため、いくら日中にたくさん電気を作れたとしても、夜間にそれを利用することはできないのです。
それは、電力会社から普通に購入するしかありません。
同様に、曇りや雨の日についても当てはまります。
このような目的のためには、作った電気を一時的に貯めておく蓄電池と組み合わせることが必要です。
もちろん費用はそれだけ高くなりますし、メンテナンスなども必要になってきますが、両者を一体化して利用することで相乗的な効果を期待することが可能です。
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